肌の色が白いとそれだけで美人度が上がる気がします。
紫外線対策で日焼けしないことが基本というのは分かるけど、そうした基本のケアの先を行く、美白のための特別なケアをやってみたくないですか。
美白用の化粧品はたくさん出ているので、気に入ったものを選んで使っていくことになるでしょう。ただその前に、どうやって美白化粧品を選んだらよいのか少し迷うかもしれません。
さまざまな美白成分がありますが、それらを高濃度で配合しているアイテムとなれば美容液が一番でしょう。ここでは、有効な美白成分をしっかり配合した美容液をランキング形式で取り上げます。
また、美白ケアの効果を出すための基礎知識をまとめているのであわせてご覧ください。
それではさっそく美白ケアに有効な美容液ランキングをチェックしてみましょう!
1位
ホワイトショット(POLA)
POLA化粧品の中で美白効果で名高いホワイトショットは、できてしまったメラニン色素を分解して美白効果をもたらします。
表皮細胞に働きかけ、シミの原因となる「メラニンキャップ」を分解・消化して美白する力のことを「セルフクリア機能」と呼びます。それを実現するのがポーラが開発したルシノールです。
注目成分「ルシノール」
ルシノールは、チロシナーゼといち早く合体する性質があります。これによってメラニンを黒く変化させるチロシナーゼの働きを抑制することができます。
公式サイトはこちら
2位
アスタリフト ホワイト エッセンス インフィルトほか(アスタリフト)
>>プレゼント付き♪アスタリフトホワイト美白トライアルキット
アスタリフトには肌のハリやシワ対策ができるエイジングケアのラインがありますが、こちらはその美白専用ラインです。エイジングケアのアスタリフトとの共通点として「先行美容液」があります。これは化粧水の前に使用し、土台づくりによって、そのあとの成分の浸透や効果を高めるもの。美白だけでなくスキンケアを全体的にレベルアップしてくれます。
主な美白成分はアルブチンとビタミンC誘導体。また、エビやカニの赤色成分である「アスタキサンチン」を配合しており、独特な赤色をしています。
アスタリフト ホワイトのトライアルセットは、先行美容液、化粧水、美容液、クリーム、D-UV美容液が使えて、送料無料。リニューアルしたばかりのD-UV美容液は化粧下地として使え、紫外線カットもできる。ファンデのノリもよくなるからかなり実用的。
先行美容液やアスタキサンチン、UVカット機能付き化粧下地といった独自路線で、エイジングケアと並行して美白も進められるアイテムですね。
公式サイトはこちら
3位
ラグジュアリーホワイト コンセントレートほか(アンプルール)
アンプルールは医師監修のもとで開発されたドクターズコスメです。ラグジュアリーホワイト コンセントレートにはハイドロキノンという最も強力な美白成分が配合されています。ハイドロキノンの濃度は医師による処方で5%、化粧品配合で2%が一般的です。アンプルールのハイドロキノン濃度は2.5%なので、医師の処方よりは優しく、化粧品としては強めというバランス。
ハイドロキノンを美白のための主成分としつつ、もっと刺激の弱いアルブチンやビタミンC誘導体なども配合。複数のアイテム、多様な成分で総合的に美白に導きます。ハイドロキノンだけを高濃度で使用する場合に比べ、肌への刺激のリスクも軽減されているといえるでしょう。さすがはドクターズコスメですね。
ラグジュアリーホワイトのトライアルセットは、
- コンセントレートHQ110(集中美容液)
- 薬用アクティブフォーミュラII(薬用美容液)
- ローションAO II(化粧水)
- エマルジョンゲルEX(美容乳液ゲル)
- クレンジングミルクN(クレンジング)
- ウォッシングフォームN(洗顔料)
が使え、分量換算で6,500円相当が1,890円に割り引かれて、送料無料。さらに、今なら期間限定で1,500円に割引されているので、このチャンスを生かしたいですね。
強力な成分であるハイドロキノン配合なので、気になっているシミがあるなど、基本的に積極的に美白をしたい人のためのアイテム。ハイドロキノンは低濃度の化粧水は保湿力が高くて、毛穴にもいい。美白ぬきで考えても普通に質の高いスキンケアになります。
公式サイトはこちら
4位
QuSomeローションほか(ビーグレン)
>>[b.glen]ハイドロキノンでシミを消す
ビーグレンの公式サイトでは肌悩み別に8つのトライアルセットを提案しています。毛穴ケア用、ニキビ跡ケア用、エイジングケア用などの中で、共通して使われているアイテムがあります。それはビタミンC。
ビーグレンは浸透力を高めた独自のビタミンCによって、さまざまな肌悩みにアプローチ。ビタミンCの力は美白ケアにも生かされています。
トライアルセット「ホワイトケア」の内容は
- クレイウォッシュ15g
- QuSomeローション20mL
- Cセラム5mL
- QuSomeホワイトクリーム1.9 5g
- QuSomeモイスチャーリッチクリーム 7g
となっており、QuSomeローションとCセラムにビタミンCが配合されています。
さらにQuSomeホワイトクリームには強力な美白効果を持つハイドロキノンが配合されています。できてしまったシミを薄くするにはメラニンの還元力が必要ですが、その力があるのはビタミンCとハイドロキノンだけです。2つの有効成分でシミにアプローチできるのがビーグレンの強み。
またビタミンCには美白効果以外にも皮脂の分泌をコントロールしたり、炎症を鎮めたりといった働きもあります。ビーグレン「ホワイトケア」なら同時に毛穴対策、ニキビ対策にもなります。毛穴やニキビ周辺の色素沈着にも有効です。
肌に合わない場合の365日間返金保証や、製品について問い合わせができる365日間カスタマーサービスも充実しています。
公式サイトはこちら
5位
フラーレン&APPS配合の「BIHAKUホワイトエッセンス」
BIHAKUホワイトエッセンスはAPPS、フラーレン、幹細胞エキス、プラセンタといった高価な成分を配合したオールインワン。
APPSはビタミンC誘導体の中でも最後に登場した「進化型」と呼ばれるもの。肌に塗るだけで高い浸透力も持つのが特長。肌のハリ不足の原因ともなる、ダメージを受けたコラーゲンの再生を促すこともできます。
APPSのメラニン還元作用による美白効果、プラセンタエキスによる美白効果を持つほか、エイジングケア用、毛穴・ニキビ対策用としても使えます。
BIHAKUホワイトエッセンスの公式サイトでは初回無料(※送料690円は必要)のキャンペーンを実施中。2回目以降は送料無料の7,900円になります。5回の継続が条件となっているので、5回継続した場合の1日あたりの費用を計算したところ208円でした。
フラーレンは高級な美容成分で、強い抗酸化作用によって肌の老化対策にもなり、またビタミンCの酸化を防いで効果を最大限に引き出してくれます。実はこのBIHAKU、有名人の間でも使われているんですよ。
美白ケア用のオールインワンでありながら、高級エイジングケアに匹敵する中身がBIHAKUの秘密。年齢肌に対抗し、美肌を追及したい人に向いています。
6位
HAKU メラノフォーカスV(資生堂)
HAKUの特徴は、メラニンの生成を抑制してシミやくすみができるのを防ぐところ。肌におけるメラニンの分布を最新の3D解析で解明し、メラニンが生成する過程にあらゆる方向からアプローチすることを可能にしました。この技術は、「3Dターゲティング処方」と呼ばれています。
注目成分「4MSK」と「m-トラネキサム酸」
働くスピードが異なる2つの代表的な美白成分を配合しています。
- 4MSK…すばやく浸透する性質があります。
- m-トラネキサム酸…じっくりと働く性質があります。
また乳液のようなテクスチャーは保湿効果にも優れています。紫外線をはじめとする外部刺激から肌を保護してくれるので、美白効果以外にも、「肌の調子が良くなった」という声が聞かれるのも特徴です。
7位
メラノショット ホワイト(コーセー)
コーセーのブランドのひとつ、ONE BY KOSEは機能性を重視した、比較的リーズナブルなラインをそろえた新しいブランド。「メラノショット ホワイト」には美白成分としてコウジ酸が配合されています。
注目成分「コウジ酸」
酒造りをする杜氏(とうじ)の人たちの手が白いことに着目し、麹(こうじ)から発見された成分。これまで同社の高級ブランド「コスメデコルテ」に使われていましたが、コスパに優れた「メラノショット ホワイト」にも配合され話題になりました。
8位
エリクシール ホワイト クリアローションCほか(資生堂)
エリクシールは資生堂のエイジングケア用のブランドですが、「エリクシールホワイト」は同時に美白ケアも行うことができます。資生堂の美白ケアといえばHAKUが有名ですよね。エリクシールホワイトの美白成分はHAKUと共通しており、m-トラネキサム酸と4MSKを配合。それなのにHAKUで揃えた場合よりもお値段が安くてお得感があります。
エリクシール ホワイトのトライアルセットは、
- クリアローションC(化粧水)
- クリアエマルジョンC(乳液)
- デーケアレボリューションC(朝用乳液)
が使えて1,188円、送料無料。
エイジングケアとしての側面もあり、水溶性コラーゲンや独自成分イノシトールCPの保湿力でハリ肌に導きます。エリクシールの魅力といえば、篠原涼子さんのCMで有名になった「つや玉」ではないでしょうか。つや玉とは、均一なハリ肌に光が反射することで頬の高い位置にできる光の玉のこと。ちょっとしたシミやそばかすなら光で飛ばしてくれます。
朝用乳液は高いUVカット能力が特徴。朝は洗顔の後、化粧水と朝用乳液の2ステップでスキンケアが完了するという手軽さ。HAKUユーザーの中にも、乳液だけはエリクシールの朝用乳液をリピートするという人も少なくありません。
美肌かどうかは「肌が白い」という事実だけでなく、人の目で見たときの印象も大きく影響します。白さは同じでも肌にハリがあれば光の効果で実際よりも色白に見えることも。美白ケアとエイジングケアは本来つながっているもの。その両方を(資生堂の中で比べると)比較的リーズナブルに行えて、しかも朝は時短できるわけですから、人気が出るのもうなづけますよね。
美白ケアで効果が出るメカニズム
美白ケアを行うとどうして効果が出るのでしょうか。まずは美白の基本的なメカニズムを確認しておきましょう。
美白化粧品を使ってケアを続けると、
- 紫外線の影響を抑える
- メラニン色素の生成を阻害する
- ターンオーバーを促して色素を追い出す
- 黄くすみの原因になる汚れを落とす
- 肌のトーンを明るくする
といった効果が得られ、美白につながります。
シミやくすみの最大の原因はメラニン色素です。メラニンを作らせない、作ってしまったら排出する、ことが美白効果の根本になります。
肌表面の汚れによってくすんでいる場合や、毛穴が詰まっていてくすんでいる場合は、汚れをしっかり洗い流すことで改善できます。
このほか、キメを調えることで肌に小さな影ができるのを防ぎ、光の反射で明るく見せてシミ、さらには小ジワなどを目立たなくする効果も期待できます。また、直接美白効果を発揮する成分ではなくても、肌にうるおいを与えてバリア機能を高めてくれる化粧品は、肌の基礎的なコンディションを整えて美白の効果を高めてくれます。
美容液選びに役立つ美白成分の知識
美白ケア用の美容液選びを成功させるために、避けて通れないのが成分の知識です。ここでは要点だけをさらっと取り上げます。もう少し細かく知りたい方は関連記事をご覧ください。
美白効果が強く、副作用も強めの成分
- ロドデノール…カネボウ特許の成分ですが、白斑を発症したため現在は使われていません。
- ハイドロキノン…肌の漂白剤とも呼ばれ、メラニンを酸化させる効果を持つ。できてしまったシミにも効くが刺激は強い。
美白効果が中程度、副作用も中程度の成分
- ルシノール…ポーラが開発した成分でメラニン色素の生成を阻害する。
- コウジ酸…酒作りに使われる麹をもとに三省製薬が開発した成分。
美白効果は優しめ、副作用も弱めの成分
- トラネキサム酸…炎症を抑える働きを持ち、肝斑の治療に使われる成分。
- アルブチン…コケモモに含まれる成分でハイドロキノン誘導体とも呼ばれる。
- プラセンタエキス…馬や豚の胎盤から抽出した成分。ターンオーバーを促し、メラニンの生成を抑える。
美白効果・副作用が弱~強まで幅広い成分
- ビタミンC誘導体…メラニン還元による美白効果がある。水溶性と脂溶性があり、加工のされ方によって効果と副作用の強さはまちまち。
美白美容液の効果を引き出す方法
ちょっとした工夫で美白化粧品の効果をさらに高めることができるでしょう。
美白効果を高めるピーリング
シミやくすみを改善するにはメラニン色素の排出が必要です。メラニン色素は自然なターンオーバーによっても排出されますが、ピーリングを行うことでさらに加速させることができます。また、ピーリングで古くなった角質を取り除けば、美白成分もより浸透しやすくなります。
紫外線対策はしっかり
シミやくすみを改善するにはメラニンを作らないのが一番です。美白化粧品を使っているから、「UVケアは適当でいい」ということはありません。特にファンデーションが崩れているときはUVケアもくずれているので注意しましょう。塗る量が少ないと顔全体に塗ることができず、紫外線をカットしきれないので必ず使用量を守りましょう。
- 紫外線対策のポイント
- 日焼け止めは数時間で効果が切れてしまうのでこまめに塗り直すのが理想。でも日焼け止めを塗り足すとメイクがよれてしまいますよね。そういうときはパウダーファンデーションを使いましょう。パウダーファンデーションには紫外線防止効果があるからです。日焼け止めの塗り足しは無理でも、なんとかファンデーションを直す時間は見つけたいものです。
飲む日焼け止めを併用する
紫外線対策にプラスアルファの効果を期待できる「飲む日焼け止め」を紹介します。
飲む日焼け止めとは、レチノールやシスチンといった美白に有効な成分を含むサプリメントです。
基本的な使い方としては、
- 外出前の1~2時間前に摂取
- 日差しが強いときは多めに摂取(食品のため厳密な摂取量の決まりはありません)
- スキンケアとの併用がおすすめ
となります。飲む日焼け止めだけでも紫外線をカットできるという説もありますが、スキンケアを全くしないというのは不安ですよね。
紫外線対策をばっちり行った上で美白化粧品を使い、プラスアルファ効果を期待して飲む日焼け止めをプラスするのがよいでしょう。
効果が出ない!?美白化粧品の間違った使い方
美白化粧品の特徴として注意しておくことがあります。それはシミやくすみを消す成分は充実していても、保湿など肌を守る成分についてはあまり含まれていないということ。
また、シミやくすみに有効に働く成分の中には肌に刺激を与えるものもあります。つまり、肌荒れしている人が美白成分ばかり使っていると、ますます肌が荒れ、美白どころではなくなってしまいます。
次のような使い方をしないように注意しましょう。
NG美白ケア1.日焼けの直後に使用する
「日焼けしてしまった!」と自覚したときは、肌が黒くなるのを恐れていつも以上に美白化粧品を使いたくなる気持ちは分かります。しかし、日焼けをすると、肌は火傷しているような状態になり、乾燥しやすく、外部の刺激にとても弱い状態です。
このようなときに美白化粧品を使ってしまうと肌を刺激して肌あれの原因になります。日焼けをしたときに化粧品を使うなら、炎症を抑える成分や、保湿によって肌を守る成分が入っているものを選びましょう。刺激になる美白成分はむしろ避けた方が賢明です。
NG美白ケア2.トラブルが出ても使用をやめない
美白化粧品に対する期待が大きすぎると、「絶対に効果が出るまで続ける!」「シミやくすみが無くなる前にやめられない!」といった間違ったこだわりを持ってしまうことも。
そういう人は、美白化粧品で肌がヒリヒリしても、「効果の現れかも?」と自分に都合のよいように解釈して、使用し続けてしまうことがあります。肌のヒリヒリは明らかに肌トラブル。その美白化粧品が自分の肌にあっていないのです。肌荒れの兆しが現れたら、スパッとあきらめることも大切。肌荒れを悪化させなければ、何度でも美白に挑戦できるのですからここは素直に引き下がりましょう。
NG美白ケア3.適量を守らずに使用する
無理をして高価な美白化粧品を購入した人によく見られることですが、「もったいないので少しずつ使う」というのは間違い。決められた量を守らないと効果を期待できません。また、「気になる部位だけに部分的に使う」というのも(そのような使い方を推奨している製品以外は)間違っています。基本的に美白化粧品は気になる部位だけでなく、全体的に使うものです。目立つ場所だけでなく、目には見えない部分にもシミやくすみの原因があるからです。
反対に、シミやくすみが気になる場所に対して「集中的に高頻度で使用する」のもやめましょう。シミやくすみを早く消したい気持ちは分かりますが、刺激の強い美白化粧品を大量に塗布された部位は肌荒れを起こすリスクも高くなります。
まとめ
美白ケアを成功させるために重要になる、美容液の選び方と使い方を中心に見てきました。自分の肌に合う化粧品を正しく使用すれば、シミやくすみが目立ちにくくなり、美肌にぐっと近づけるでしょう。
美白化粧品は高価なものが多いので経済状況に合わせて選択することも、美白ケアを継続するためには大切なこと。割引きされたトライアルセットや、時短にもなるオールインワンなら出費も抑えられるので、賢く活用したいですよね。